子供の過激な性行為を描いた漫画の18歳未満への販売を規制する東京都青少年健全育成条例改正案について、石原慎太郎知事は7日の定例会見で「誤解を解くために文言を修正したらいい」と述べ、改正案の表現を一部修正する考えを示した。改正案は3月議会に提案されたが、「表現の自由の侵害」との懸念が広がったため、継続審議となっている。
改正案は、漫画やアニメで18歳未満として描かれたキャラクターを「非実在青少年」と定義し、非実在青少年への性的暴力を描いた作品などを販売規制する。ところが「言葉の意味が分かりにくい」「定義があいまい」などと批判的な意見が漫画家や出版界からも寄せられていた。
石原知事は会見で、都職員が考えた非実在青少年を「わけのわからない言葉」「幽霊の話かと思っちゃう」とあっさり否定。一方で内容については「子供の目につくところに置くなという規制だ」と述べ、理解を求めた。
【関連ニュース】
社民党:福島党首、石原知事に発言撤回求める 石原都知事:新党の発起人に 手詰まりの都政に嫌気? 石原都知事:新党から出馬「あり得ない」 ファイル:内政・外交・安保 福島・社民党首、石原都知事に発言撤回要求 新党:「たちあがれ日本」旗揚げ 保守結集ならず 幻だった「石原新党」 ・
普天間移設最終案、5月決着を事実上断念(読売新聞)・
【高速道路新料金】CO2は増える?減る? 国交、環境両省が正反対の試算結果(レスポンス)・
政策、理念は置き去り…参院選候補、民主、自民など各党とも著名人頼みの傾向(産経新聞)・
九年庵 新緑の庭園、初の一般公開 佐賀・神埼(毎日新聞)・
無職男性が自宅で変死 鼻から出血、家族が見つける 千葉(産経新聞)